झुग्गी बस्ती कुत्ता बनेगा करोड़पति ?
c0072728_23583413.jpgこの映画、かな~り見たいんですが・・・。

ムンバイのスラム出身の若者ジャマールが、ある日テレビの人気クイズ番組「コゥン・バネーガー・カロールパティ?」に出演してどんどん問題に正解していき、すわ巨額の優勝賞金獲得か?という出来事を軸に、スラム育ちで困難続きの主人公の半生や幼なじみのヒロイン、ラティカーとの恋愛模様などのストーリーが展開するようです。

主人公役はインド系イギリス人の俳優のようですが、主要な役どころでイルファーン・カーンやアニル・カプールなど、ヒンディー語映画で著名な俳優も多数出演してるみたいです。実際の番組で司会をやっていたアミターブ・バッチャンの登場はさすがにないようですが。

トレスポのダニー・ボイル監督作だし、おそらく来年あたりに日本でも公開されるんでしょうが、早く上映してくれんものでしょうか。


あと、音楽をA.R. ラフマーンが担当してるのですが、日本でもわりと有名なスリランカ・タミル系英国人アーティスト、M.I.A.が参加してるあたり話題性も十分なので、映画だけでなくサントラCDもわりと日本で注目されるのでは。こちらも割と楽しみです。

とくに、サントラに収録されているM.I.A.のヒット曲、「Paper Planes」は監督たっての希望で採用したとのこと。この曲が劇中のどんな場面で使われてるかは映画を見んことにはわかりませんが、本人出演のビデオクリップはこんな感じ。


やっぱこの監督、劇中の挿入曲にはいろいろと深いこだわりがあるんでしょうね。トレスポの時もイギー・ポップの「The Passenger」かけてたのが印象的だったしなぁ。





※2009年1月13日追記
ほぼ原題そのままの邦題で4月公開らしいですね。いろんな映画賞も受賞してきてるし、オスカー賞の呼び声が高まって日本のメディアでも言及される機会が増えてきてますが、時たま何だかやたらと「ボリウッド」と(しかも、いくぶん誤解にもとづいて)評されているような気もします。
たしかに、街の雰囲気や人々の活気にダニー・ボイル監督が触発されて作品の舞台がムンバイになったのだし、脇役として有名なボリウッド俳優も多数出演してるし、制作には大なり小なり現地映画産業との協力があったことだろうとは思います。これらの点から「ボリウッド」と全く無関係ではない、けどやはりこの映画、監督や制作資本を見れば「ボリウッド製」というのは明らかに間違いだし、作品自体のストーリー展開や演出なども「ボリウッド的」とか形容するのは不適切な気がします。

とにかく、「インドだからって、最近何でもかんでもボリボリ言うな!」ってことなんですが・・・。


・・・実は某所で見ちゃったのですが、いや~面白かったです。でもやはりダニー・ボイル作品であって、あまり「インド映画」という印象は全く受けなかったのですが、敢えて言うならマドゥル・バンダールカルやマニラトナムなどの作品に通じるような、つまり近年のヒンディー語映画において娯楽ファンタジーと社会批評との汽水域にあるような作品に近いかも。でもやっぱラーム・ゴーパール・ヴァルマーと比べてしまうとムンバイのアンダーワールドな側面の描写は今ひとつ。

・子供時代の舌っ足らずな、しかし立派にガラの悪いムンバイヤー・ヒンディーの台詞が良いですね。実際にスラムに住む子供を起用したとのことですが、なんだかビックリするくらい活き活きとした演技でした。

・少年時代の回想シーンでコミュナル暴動、というかヒンドゥットヴァ団体による一方的な襲撃でスラム住人が焼き討ちに会い、その最中に母親も殺されてしまいます。あんなダーラーヴィーみたいな混住地域で白昼堂々と突然ムスリム狙いの襲撃が起きる点は少し無理があるような気もします、暴動に巻き込まれたことないので実際のところはどうなるのか知りませんが。とりあえず「宗教対立」っぽい描写を入れておきたかったんんですかね。

・寝ているサリームのあそこに唐辛子塗るなんて恐ろしいことを!ひ、ひどすぎる・・・。

・M.I.A. の曲も、ムンバイーから遠くへ逃れる列車シーンにて、したたかでたくましく自由に生きる二人の姿にうまく重なる感じのニュージカル仕立てで効果的に使れていました。

・タージマハルでドイツ人観光客をジャマールが案内してるときに、「何でムムターズは死んだの?」と尋ねられ「交通事故」、「でも彼女は出産時に死んだのでは?」と言われても「そうなんですよ、サー。まさに病院へ向かう途中での事故だったんです。」・・・なんて偽ガイド。

・ムンバイーに戻ったジャマールとサリームがレストランで働いてるシーンでショックだったのが、注文を受けてきたジャマールが厨房でサリームにミネラルウォーターのオーダーを伝えると、サリームが普通に空ボトルを取り出して水道水詰めて、キャップ部分を接着剤で偽装してましたが・・・。ボトルパーニーには気をつけましょうね。

・街の地下道で歌うアルヴィンドと再会するシーンが何か良かったです。前に立ったジャマールに反応して「नमस्ते, साहब. आप दूसरों का भला करेगा तो आपका भी भला होगा.」と言う台詞が、まるで機械みたいで気味悪いような、でも何かもの悲しいような雰囲気が出てて良かったです。

・少し成長した時点のジャマール役の俳優って、何か最近どっかで見たことあると思ったら、『Taare Zameen Par』で足の悪い同級生役だった子役さんなんですね。

・イギリスの顧客を対象にしたコールセンターで(お茶くみだけど)働いていて身につけたっていうことで、ジャマールが現在の18歳のシーンになった途端いきなりバリバリのイギリス英語を喋り始めるのも何とかOKってことになるんでしょうか?演じているデーヴ・パテールがイギリス人だからしょうがないのかもしれませんが、何か唐突過ぎて、しかも他の出演者はほとんど普通のインド人アクセントなので少し変な感じもしました。

・エンディングのスタッフロール代わりにVT駅のホームでのおまけダンスシーンがあるのもまぁ良かったんですが、主演のデーヴ・パテールがそれほどダンスが得意じゃないせいなのか、全体的に少し遠慮がちな振り付けで、ダンス自体としては何だか「とりあえずボリウッドっぽくしてみた」の域を出ない程度の出来でした。まぁそれでも、本編であんだけひどい目にあってきた二人が最後に楽しそうに踊ってるのを見るのは観客として何か嬉しいですね。

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by ek-japani | 2008-12-05 00:33 | 映画


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