ソウル中央モスク
昨日満月を迎えたので今年のラマザーンもやっと折り返し地点を過ぎた感じですね。

で、先月の話なので上の前ふりとは全く関係ないんですが、韓国ではソウルの中央モスク(서울 중앙 성원:ソウル中央聖院)にも行ってみました。
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外国人の多い歓楽街、梨泰院地区を横断する大通りから一つ脇の、登り坂のやや入り組んだ通りの奥のほうにあります。
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建物や敷地面積などの規模からすると東京の代々木モスクよりも若干大きめな感じです。
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構内にはムスリム子弟用のマドラサも併設されております。
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建物内部の壁面のいたるところには青色を基調とした絵付けタイルがはめ込まれており、なかなか美しく装飾されています。
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訪れたのはラマザーンに入る前だったのですが、ちょうど日曜の朝だったこともあり、多くの人たちが職場の同僚や留学生仲間とともに連れだってモスク礼拝にきている様子でした。当日自分が着いたころには既に礼拝時刻も過ぎており、モスク提供の食事やら久しぶりに会った知り合いとの交流やら、モスク境内のあちらこちらで休日を楽しむ雰囲気にあふれておりました。構内の駐車場にはマイクロバスも停まっていたのが遠目に見えたので、わりと遠方から団体で訪れる人々もいるようでした。外見や服装、仲間同士で話している言葉などの断片的情報から概観したところでは、その日はバングラデシュ出身者がとくに目立って多いような雰囲気でした。
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大通りからわりと奥まった位置にあるのですが、なかなか開放感もある良い立地です。モスク本殿から正面を向く方向には街を見下ろす高台の景色が望めます。
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で、地下鉄駅からモスクへの道はというと、さながら参道のごとくハラール輸入食品店やレストランをはじめとする店舗が軒を連ねており、ムスリム関連の店舗群に限定するならば、新大久保や池袋などよりも規模の大きいエスニックビジネス拠点として発展を遂げているようです。とくに、①航空券手配業者やクルアーン関連書店、服飾品専門店などの業種の専門性&多様性、②レストランやパン屋などアラブやトルコ・イランなど中東諸国系の割合&存在感の高さ、そして③店舗の密集具合、これらの点が新大久保などとは大きく異なる印象です。
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どこも午前中の開店前後の時間帯だったので、普段どれだけ買い物客で繁盛しているのか確かめることはできませんでしたが、ソウル市内や近郊の各地から同僚や友人とともに休日にモスクを訪れた人たちが、礼拝後の帰途いろいろと買い物していくだろうことは想像に難くなさそうです。

また、写真には撮らなかったのですが、ちょっと離れたところにはマレー・インドネシア系やアフリカ系、中国系などの専門店舗や、国際電話カードや携帯電話を扱う店などが立ち並ぶ通りもいくつか散見されました。あまりじっくりと見てまわれなかったのが悔やまれます・・・。


ちなみに帰り際に地下鉄駅沿いの大通りから比較的近いところにあって繁盛してそうな下の写真のハラール食品店に寄ったところ、なんだか突如ソウルから東京の新大久保へ戻ってきたような、異国においてどこか懐かしい雰囲気を感じてしまいました。
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まぁ韓国だからそれほど「異国」って感じはないのですが、それでも看板や道行く人々の言葉がほとんどわからない環境から一転、香辛料臭というか特有の空気の充満する中で店員や買い物客の口からヒンディー語やらベンガル語やらが飛び交う店内に舞い込むと、ある種の奇妙な親しみを感じてしまいました。

一般の韓国人買い物客も風変わりな輸入食材を求めて多数この店を訪れており、店員たちも流暢に韓国語で対応しておりました。現地人も相手にした客商売の必要から店員が言葉を話すのは当然と言えば当然のことなのでしょうが、日本でハラール食品やレストランで店員が日本語を喋っていても別段驚きもしなかったのが、いったん自分も言葉の不自由な外国人の立場になってみると、改めて彼らの言語習得の努力とその成果に感心してしまいます。

そのほかとくにこの店で印象深かったのが、店の中を物色している最中に小学生くらいの男の子が一人で缶ジュースを買いに現れたときのことです。その男の子は近所に住んでる常連であるらしく、ふらっと店に入ってきて輸入物のグァバジュースを買うついでに、店内で忙しそうに働いてる顔見知りの店員に「アジョッシ(おじさん)」と楽しげに話しかけておりました。店員のほうもひっきりなしで客への対応に忙しい中、一瞬手を休めて小さな得意客と韓国語でなにやら楽しげに相手をしていました。もともと外国人が珍しくない土地柄もあるのでしょうが、店やそこで働く人々が街の中に定着している雰囲気が感じられました。
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by ek-japani | 2011-08-15 23:07 | 写真


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