この前BBCのサイトで見たこの記事・・・。
『Indian men go tall, fair and handsome』 インドのEmamiという会社が最近発売した男性用美白クリーム。 その名も“Handsome and Fair”という、そのまんま過ぎ・・・。 美白クリームはインド全体で18億ドル以上を稼ぐ巨大産業であるが、今までは女性用の商品に限られ、インド国内で男性用の美白クリームが販売されるのは今回が初めてだとの事。 多分日本のほうが販売されてる男性用コスメは豊富なんだろうけど、あまり美白ものは見ないなぁと思った。スキンケアや日焼け止めとかはたくさんあるけど。電車で見かける男性用エステの広告とかにも、主に脱毛(体毛&ヒゲ)とスキンケアはあるけど。 日本ではあくまで顔の美しさのベクトルは肌の清潔さ・健康さには向くけど、あまり色白かどうかには向かない感じなので、改めてインドで色白さが人々の関心=商売になる、の方程式でつながるんだなぁとニュース記事を見た時に思った。 そんでもって衛星放送でTV見てると、けっこうな頻度でこの例の商品のCMを目にする。 肌の黒さを気にする男子学生が、女子学生用の寮に忍び込み盗んでまでして美白クリームを欲しがるが、結局一緒に忍び込んだ相棒の友人にも「男に女ものフェイスクリームかよ」と呆れられる始末。(←ちゅーか・・・そこまでする度胸あるなら、恥ずかしがらずに店で買わんかい!とツッコミたくなる。) しかし、宣伝でその男性用美白クリームをつけた男子学生は、一気にキャンパスの女の子からハンサム呼ばわりのモテモテ君(←な~んて言葉がピッタリなウソ臭さ100%の雰囲気。)に大変身(←というか画面に照明アップ&シルクフィルターかけただけ。)という分かりやすいストーリー。 こんなCMでいいのか??と思うけど、特に中身が変わって無くても“男性用”として売り出された事で(肌の黒さが気になってたまらぬ~ってのから、まぁどんなもんかちょっと試しに、ってのまで関心の程度に差はあれ)男性が手にとって買いやすくなったのは事実だろう。 都会の若者の間ではいくぶんその傾向が弱まってるかもしれないが、インドの男のマッチョイズムな願望は依然として根深いし、バイクのCMなんかで主役はピカピカのバイクの後ろに女の子を乗せて颯爽と走り去っていくあたりが分かりやすい。 でも映画俳優は言うまでも無く、新聞の結婚相手募集欄でも、具体的にどんな顔かはさておき容姿に関しては「色白」が全てを物語る代名詞のごとく散見しているので、このマッチョイズムと色の白さは互いに抵触するものでもないようだ。むしろマッチョイズムに抵触するのは「美白クリーム(特に女性用の)を買う(もしくは使う)」という行為なので、その障害が取り除かれた事で男性の購買客を新規に開拓で、そして美白クリームの市場も一挙に拡大?? ヒット商品になるのか、すぐ消えるのか、今後の状況が(少しだけ)気になる・・・。
by ek-japani
| 2005-11-16 00:54
| ニュースより
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