Indira Gandhi Rashtriya Manav Sangrahalaya
今年の4月に“『BHOPAL :Barah Bajkar Panch Minute』”の記事で、しばらく公開していたカエルの写真、最近になって再びプロフィール欄で公開している。ひそかに好評なようなので、カエルの魔力をさらに広めるためにも今回はカエル関連で・・・。


インド中部にあるマッディヤ・プラデーシュ州の州都ボーパール भोपाल。その街の傍らにある人造湖の畔、ちょうど湖とその向こうに市街中心部を見渡せる位置にインディラー・ガーンディー国立人類博物館 इंदिरा गाँधी राष्ट्रीय मानव संग्रहालय という施設がある(もう一つ同じ名前で同じコンセプトの博物館が、小規模ながらマイソール मैसूर ಮೈಸೂರುの市内にも。)が、そこでこの写真のカエルと出会った・・・。

ヒンディー語で(および、おそらく他の北インド諸語でも)アーディヴァースィー आदिवासी という総称で呼ばれ、「部族民」とカテゴライズされる人々がインドの各地には存在する。これらの人々の多くは、周囲のヒンドゥー教徒らとは異なる精霊信仰(現在ではクリスチャンに改宗したり、ヒンドゥーに「再改宗」したり、いろいろと権力のせめぎ合い的なアレです・・・)や、コミュニティー内での自給自足的な生業形態など、様々な面で特徴的な独自の生活様式・文化を保持している。
(何を基準に、誰を「部族民」と選別するかの問題については、詳しくは上にリンク付けたWikipediaのページ内“Criteria of 'Tribalness'”の項を参照の事。また政治的には、インド憲法において「指定部族民」というカテゴリーが規定されており、これによって差別是正・少数者保護のため教育・公的機関での雇用・議会の議席などにおいて一定の割合が保障されている。具体的に「指定部族民」として登録されている「部族」の内訳については、同様に“List of Scheduled Tribes in India”(Wikipedia)を参照してくだされ。)

この博物館は部族民の独特の文化を保存・展示するため、インド文化省によって開設された。わりと広大な敷地(約0.8平方Km)のオープンスペースのあちこちに、インド各地から実際に様々な部族民の職人を呼び寄せて作らせた独特の様式の家屋や陶芸品などいろいろなモノが展示されている。
ひとくちに「部族民」といっても(・・・というか周りから勝手に「部族民」と一纏めにされてしまっているだけなんだが)、家屋の様式が居住地域の気候によって如実に変わって(当然の事のようだが、複製で実際に間近で見ると)おもしろい。西のラージャスターンなどの乾燥地帯の泥作りの家、ノースイーストの森林&多雨地帯の木造高床式の家、南の沿岸部の木造平屋建ての家(隣には舟も)などいろいろ、見て回るうちに少し探検気分。


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これはノースイーストのナガランド州のナガ族豪農の家(だったと記憶しているが・・・)。
他の家屋は中まで入れるのも多かったけど、これは残念ながら中に入れなかった。


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これはノースイースト(ミゾラム州?マニプル州?記憶無し・・・)の高床式家屋。
家の壁や床は、竹を編んで&組んで作られている。中に入ると床が軋むけど、その分弾力性があって丈夫そうだし、もちろん通気性が抜群そうだった。


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土壁の家の外部や内部には、その家の女性が魔除けなどの意味も込めて描く壁面装飾もしっかり施されているモノが多かった。
これはどこの地域・州のだったか記憶無し、グジャラート?だったような気も・・・。


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これも残念ながら記憶無し・・・。
ちなみに上のブログタイトル背景の画像のネタ元はこの写真。


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もはや居直るが記憶は喪失されるものである。記憶無し。
この絵は色使い&構図なんかがけっこ~楽しい雰囲気だけど、意外なことに家屋の内側にこっそりと描いてあった。


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こういう絵付けしてある皿&壷なんかも無造作に屋外(といってもまぁ屋根はあるが・・・)に展示されてた。たしか自分が見学した時はこういう工芸品に説明書きが無かったと記憶しているので、これもどこの地域・州のかは不明という事に・・・。


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・・・という訳で、このカエルも残念ながら製作者やその地域・州、用途などは定かではありませぬ・・・。
(一応材質は焼き物、表面に釉薬とかは使って無い感じの。)

ホントに何なんだろう・・・?
口から何か出てるし・・・。
カエルゆえに雨乞いのため?


う~む、また次回行く時(いつのことやら・・・ふ~)にはよ~く見てこよう&もっと写真も・・・。
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by ek-japani | 2005-12-25 05:33 | 写真


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