ヒンディー語吹き替えの『赤ちゃんと僕』
さっきSahara One で、また日本のアニメがヒンディー語吹き替えで放送されてた・・・。

たしか『赤ちゃんと僕』という漫画が原作のだったと思うが、アニメ&原作の両方とも見たことも無く、詳しい設定は不明なまま最初ボケ~っと見てた。主人公?の少年の名前「タクヤ?」は、インド人名に変更せずに一応そのままだが、「ターコーヤー」と間延びした感じに聞こえた・・・。赤子のほうはインド人名の愛称風に「ミーヌー?」と呼ばれてた。(ちょっと調べたら、もとは「ミノル(実)」だったんですな・・・。)

見てて気になるのが、果たして視聴者であるインドの子供は、登場人物の名前や家の中のシーンで出てくる畳などの記号を特に「異質なモノ」だと感じたりしないのだろうか?ファンタジーものな設定のならば、そこらへんの許容範囲わりと広いだろうけど。それとも、特にそう感じずに漠然とアニメの「無国籍」な世界として観るのだろうか。

まぁ登場人物の「顔」などの特徴については、日本の漫画、特に少女マンガ(あと最近の少年誌のも?)は全般的に「あえて言うなら、世界のどこの国の人でもない」感じなので、とくに「外国」と意識される可能性も低いのかも知れんけど。
(以前図書館でたまたま手にした『週刊ST』で見かけた論考“Are manga characters White? ”の受け売り半分・・・。ちなみに、これを書いたMatthew A. Thorn 氏はアメリカ出身の文化人類学者で、現在は京都精華大で教えているらしい。しかも今回検索で調べたら、『赤ちゃんと僕』(文庫版第8巻)の解説も執筆していたんですな、ちょっと偶然にビックリ。)


もう一つ、アニメ声のヒンディー語って何回聴いても少し衝撃的・・・。はたして現代のインドにおいて声優さんのキャリアを選ぶ人ってどんな感じなんだろうか???
舞台俳優とかプレイバックシンガーから流れてきたのか、はたまたアニメ産業の専門職業として人材養成されているのか・・・。後者の場合としたら、吹き替え声優を志すのはムンバイーあたりの都市部で生まれ、小さな頃から漫画&アニメを見て育ち、大きくなってからは欧米経由の情報を通じて漫画&アニメの最新知識を蓄えている若者とかだろうか・・・、なんていろいろ想像してしまう。

プネーあたりでは主にビジネスを目的にした学生&企業家への日本語教育が盛んに行われているらしいけど、そのうち漫画&アニメなどサブカルの分野への興味から日本語を学ぶ若者もわんさか出てくるのかも。韓国や中国、東南アジア、欧米地域は言うまでも無く、オイルマネーで潤うアラブ諸国なんかでもアニメ好きな若者が増えているらしいし。(というか、インドでも探せば既にけっこ~いるのかもしれんけど。)


あと、以前ヒンディー語吹き替えの『ポケモン』を見た時も思ったが、なんか全体的に棒読み口調に聞こえるのは自分だけだろうか???
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by ek-japani | 2006-02-26 03:18 | 衛星放送


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