Hasbi Rabbi
たまたまYouTube でこんなのを発見したんですが、歌詞の言語が次々に切り替わるという一風変わった曲でした。

サミー・ユースフ Sami Yusuf という歌手による「Hasbi Rabbi」という曲なんですが、①英語 →②トルコ語 →③ウルドゥー語 →④(正則)アラビア語、という順に歌詞が切り替わってます。

ビデオクリップもそれにあわせて、
 ①ロンドン: さり気なくバスで席を譲るのを忘れないやり手のビジネスマン
 ②イスタンブル: オーケストラの練習に向かうヴァイオリン奏者
 ③アーグラー: マドラサで子供と戯れる先生?
 ④カイロ: 地道にバスで仕事場に向かう下町の工芸職人
というふうに、どんどん移動して人物設定も変化していきます。

この歌手のアーザリー・トルコ系でイラン出身でイギリス育ちという背景からして、①番と②番は当然ネイティヴ言語として歌ってるんだろうし、このように「敬虔なムスリム」然とした人物に当然の教養なのか、アラビア語圏の一大マーケット狙いの戦略なのか、他にもアラビア語の曲は多く歌ってるようで④番の歌詞も歌いこなしてるような感じでした。ただ・・・、③番は「何とかがんばってメロディーとリズムに合わせた」という印象が否めません・・・。

何なんでしょうか、インド亜大陸の巨大ムスリム市場を意識して?それとも単にムスリムの多様性を演出したかったから?はたまた単純にタージ・マハルが絵的に欲しくてそのついで?


それにしても、こういう「さわやかムスリム」なことを前面に出した「おしゃれイスラーム」な歌手って流行ってるんですかね。なんか「原理主義ヒゲ」でもないが、キレイに剃ってるわけでもなく、日本や欧米で流行の「ファッションヒゲ」とも僅かに距離を置いた絶妙なヒゲ具合なところが、いかにも「欧米在住で自己アイデンティとしてのイスラームに自覚的な良識派ムスリム」という印象でした。(「いかにも」ってのは自分の勝手な思い込みかもしれませんが。)
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by ek-japani | 2007-04-18 00:43 | 音楽


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