Indian Idol 3
c0072728_1811444.jpgたまたまYouTubeで見かけたのですが、Indian Idol の今回シーズン3は挑戦者の並びがちょっとおもしろい感じですね。

とくに Meiyang Chang (漢字だと「張??」でしょうかね )という挑戦者。華人系3世でしかも職業が歯医者さんっていう、番組の挑戦者のなかでも特に異色な経歴ですな。華人系だからなのかヒンディー語で喋っているの聞くと微妙にイントネーションの違いを感じるけど、でも歌ってる時は全然普通です、むしろ勝ち残ってきただけあってかな~り歌いこなしてます。なんか不思議な感じ。(ちなみに本人のブログも発見。)

もう一人、Prashant Tamang प्रशान्त तामाङ というダージリン出身の挑戦者。国籍はインドだけど、やはりネパーリーなので、インド国内のネパーリー票はもちろんネパール国内や他の地域のネパール人コミュニティーからの応援もけっこーあるとかなんとか。何か一種のアイデンティティ・ポリティクスみたいな感じで、国境を越えてすごいことになってますな。まぁ、組織票だけで勝ち残ってるわけではないのでしょうが、やはり背後にそういうヴォートバンクがあるというのは少し強みなのでは。


で、この2人に注目したのは、やはり「Indian Idol」みたいな番組が、「インド」という領域をどのように設定しているのか少し気になったもので。
この2人、インド国籍ではあるけれど、ある意味で「主流派」インド人ではないとも言えるかと思います。しかし、普通にヒンディー語を話し、ヒンディー語映画ソングを歌いこなすという点で、十分に「インド」的なものを共有していると大多数の視聴者から認識される事も可能なんでしょうか。でも逆にいうと、そのようにヒンディー語&映画ソングで条件づけられた言語共同体的な「インド」からは、インド南部とかが抜け落ちている(番組オーディションもハイダラーバード以南では催していないようだし)あたり、いわゆる「"国民的"アイドルの発掘」をうたう他国の同じような番組と大きく異なってて興味深い感じですな、わりと。


毎週一人づつ挑戦者が脱落していき、決勝は9月ということですが、結局誰が優勝するんでしょうね。
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by ek-japani | 2007-07-17 18:12 | テレビ


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