カテゴリ:ニュースより( 42 )
何でもビニール包装の時代です。
c0072728_0415791.jpgBBC Hindi にこんな記事が。

インドの農村で燃料としてよく使われてる乾燥牛糞 उपला / कंडा 、近頃ボーパール भोपाल では写真(左:BBC Hindi より)のようにビニール包装されて売られているそうな。
もともと都市部でもプージャー पूजा 用にきれいな良質のモノを求める需要がけっこーあったそうで、寺院付近の捧げモノ屋にて1パック5個入りをRs.10で販売しとるそうな。
これは信仰における浄/不浄概念と近代的衛生概念との接合形態として個人的に興味深い展開だと思うけど・・・、この手の「お手軽"伝統"商品」ってもう既に色んな種類のがスーパーとかで販売されてるから、これも誰かしら既に考案してたのでは?それとも乾燥牛糞は未開拓の分野だったのだろうか?

何はともあれ、ボーパールに行った人はお土産にいかがでしょうか?
(というか、むしろ自分が欲しいのですが・・・。)
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by ek-japani | 2006-09-17 00:55 | ニュースより
「スシミタ・セン」じゃなくて・・・
今しがたここの記事を見て少し感動。
「だから?」な話と言えばそうなのだが、こんなふうに表記してくれてるのって初めて見た気が・・・。
だって、英語表記の「Sushmita Sen」からカタカナ表記に起こす場合、こんな2箇所も(しかも的確な位置に)「ー」をわざわざ使ってくれんでしょうがね~。

※9月10日追記:コメントのとこで少し話題になったが、ここでも「ボリウッド俳優/映画」が特に説明も無く使われとる!!
この言葉の知名度って、正直どんなもんなんでしょうね・・・。もしかしたら自分が侮ってる以上に日本で認知され始めてるのだろうか??
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by ek-japani | 2006-09-07 00:13 | ニュースより
マームーのダーバー
一月ほど前のことになるが、BBC Hindi でこんなリポートを読んだ・・・。
おもしろかったので紹介がてら今回のブログのネタにでも。

以下の文章&写真はBBC Hindi の記事「जेएनयू में चलता है 'डॉक्टर मामू का ढाबा'」より。
(注:原文の忠実な日本語訳ではない。)


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デリーのジャワーハルラール・ネルー大学 जवाहरलाल नेहरु विश्विद्यालय のキャンパス内には「マームーのダーバー मामू का ढाबा」というのがあるらしい。

※「マームーमामू」は、もともと親族名称「マーマーमामा」(「母方の叔父/伯父」)の語尾が愛称/呼びかけ用に変化したもの(と勝手に自分は理解してる)だが、実際には親戚以外でも年上の中年以上の男性に対する呼びかけに使われる。(響きとしては日本語「おっさん」みたいな感じだろうか。)

※「ダーバー ढाबा」は、道端などで露店営業してる食堂のこと。


c0072728_113327.jpgこのダーバーを経営する店主、通称「マームー」は、実はウルドゥー語の分野で博士号の学位も取得したインテリなのだ。

そんな学歴と一見不釣合いなダーバーの仕事を何故?

「他に何も仕事の口が見つからなかったというわけじゃないが、雇われ仕事をするのにあんまり興味が湧かなくてね。自由にやりたい性分だし、料理作るのも好きだったし。それでダーバーを始めたんだ。」
("ऐसा नहीं है कि मुझे कोई और नौकरी नहीं मिली लेकिन नौकरी में करने में दिलचस्पी कम ही रही. आज़ाद ख्याल हूं और खाना बनाने का शौक रखता था. बस शुरु कर दिया ढाबा.")

実際かつてETV(主要言語別に多チャンネル放送をしてる民間TV局)のウルドゥー語チャンネルでニュースのアナウンサーをしたり、ラジオの仕事で多忙な毎日だったり、一時期研究所で研究職に就いてたりもしていた。


もともと学生寮や家で作った料理を友人に振舞ってた事が、このダーバーを始めるキッカケだった。
当初友人が余りにも褒めるので冗談かと思ったが、だんだんそれがウソではないと確信していくうち、自分の「心の声」にも耳を傾けるようになったとのこと。

そんな自身の経験を踏まえ、果たしてJNUの学生たちが(博士号を持ちながらもダーバーの仕事をしてる)マームーを見てどう思ってるだろうか、と本人に尋ねると、マームーは自らの信条を明確にこのように語った。
「心の声を信じろ、心に思うことをやれ、それだけだ。」
("दिल की बात मानो, दिल जो कहता है वो करो बस.")


c0072728_114840.jpgダーバーでの食事について、みんな口を揃えて「家のと同じような料理」との意見だ。調理場に分け入って、何でも望みの料理を作ってもらう事もできるし、金が無ければツケにして後日払う事もできる。
なによりの売りはマームーの冗談話だ。客のテーブルへ料理を出す時に、楽しく食事をできるようにとマームーは必ず客と話を交わすよう努めている。そんな冗談が食事中のひと時のみならず、食後の消化までも助けてくれる。

今まで色んな仕事をしてきたマームーだが、これからも食事に関する仕事をしていくつもりだ。ゆくゆくはレストランを開いたり、料理本も出版する計画もあるらしい。


そんなマームーの知る人ぞ知る本名は、モハンマド・シェへザード・イブラーヒミー मोहम्मद शहज़ाद इब्राहिमी という。
※記事中のデーヴァナーガリー表記に倣ったが、正しくはイブラーヒ「ー」ミーでは?

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個々の職業の身分やその貴賎に関して、何となく暗黙の了解があるのはどこでも同じだろうけど、それでもインドとかは社会の中でその観念の働きが日本よりも幾分強いと思う。(もちろん、どちらの国でも、地域・年代・個人の間での偏差の方が大きいとも思うが。)
そんなインドで大卒以上の人間が好き好んでダーバーみたいな半ば肉体労働に就くとなると、日本以上にかな~り常識外れな話なんでしょうな。

かといって、何だかんだと探せばインドでもこういう人もわりと実際おるんでしょうかね、あんまり目立たないだけで。


最近あちこちで「自分を磨く」とか「やりがい」とか「勝ち組/負け組」とかの言葉(ちなみにこの3つ、何か響きが胡散臭くて個人的に嫌な部類・・・)を横目にしながら、将来設計の入り口あたりをウロウロ彷徨ってる自分としては、いろいろと考えさせられる話でもありました。



ところで、もしかして「おじさん」という愛称ではなく、むしろ「ムハンマド」だから「マームー」なのだろうか?その可能性は少ないと思ってるのだけど、インドとかでの本名→愛称の変換法則ってイマイチわからんので・・・。そういう事ってあるんでしょうか?
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by ek-japani | 2006-09-03 01:24 | ニュースより
デリーは燃えているか?
c0072728_1430423.jpgここ10日間ほどインド各地の大都市で、政府に対する学生らの抗議行動による騒動が頻発して起きているそうですな・・・。 


←抗議デモの最中に警察からの放水を受けるデリーの学生たち
 燃えている、よりもむしろ水攻め・・・。

 (※写真:BBC より)

c0072728_14364550.jpg事の発端はというと、連邦政府の人的資源開発大臣アルジュン・スィン अर्जुन सिंग (写真右→)が今月12日に公表した新たな留保措置(Reservation, आरक्षण)に関する提案である。

連邦政府管轄の20の国立大学、7つのIIT(工学)、6つのIIM(経営学)やデリーのAIIMS(医学)などの国内トップの国立高等教育機関における入学者および教員採用の各定員枠のうち、既に現行の制度ではSC &ST の学生&教員を対象に原則22.5%確保する事になっている留保枠をさらに推し進め、新たにOBCs の学生&教員を対象とする同様の留保枠を別途27%(つまり合計で全体のほぼ半分)設定しよう、という提案である。


この提案に対して留保枠拡大に反対する立場の人々からは、あくまで政治家による「選挙のための票稼ぎ」の手段に堕しており、憲法が掲げる「公正」や「平等」の理念とは程遠く、決して「格差是正」の目標達成を真剣に意図してるとは思えない安易な方策である、との批判が高まっている。

89~90年にもマンダル मंडल 委員会の勧告(これ自体は80年に既に提出されていた)に基づいたOBCsへの留保措置導入を巡って大規模な抗議運動が起きた。その時は一部の反対派の学生が焼身自殺まで図る事態にまで至ったが、今回現時点ではそのような焼身行為など過激な抗議行動による死者は出ていない。


とはいえ、家でSahara 系列のニュース映像を見る限り、「デリーは燃えていない」とは決して言い切れそうにない雰囲気であり、デリーとムンバイーの様子を中心に、医学生たちの抗議デモやストライキ関連のニュースが連日のように報じられている。
特に学生らの抗議運動の中心となっているデリーのAIIMSの学生たちは、学内に設置した屋外テントに昼夜座り込み、酷暑の中ハンガーストライキを実施している。既に10日以上が経過しているため、時折救急車で病院に運ばれようとしている姿も映し出されている。
また、昨日見たニュースでは、IIT デリーの学生代表らがA.P.J.アブドゥル・カラーム अब्दुल कलाम 大統領と面会して留保措置拡大の見直しを嘆願すると同時に、もし留保措置拡大が実施される事になった場合に自分たちが自殺する許可までも求めたようだ。

さらに学生のみならず、コルカタやラクナウー、ボーパールなどの都市では現職の医者も抗議ストライキを実施し、公立病院の医療サービスに大きな支障が出てきているそうな。
全面的なストライキになっていない所でも、常勤の医者の休日を全部取り消して医学生達の不在をカバーしようとしているが、それでもサービスの水準低下や業務の一部休止など医療現場の混乱は避けられないでいるようだ。


政府のほうでも、当初「社会における全ての集団の意見を尊重する」みたいな声明でお茶を濁しつつ、その一方ムンバイーの学生によるデモ行進や座り込みに対して、デモの届出がされていないとの理由で警察隊がラーティーチャージ लाठी चार्ज (警棒での容赦無いぶっ叩き攻勢)による強行的な取り締まりを行ったり、昨日もデリーのサフダルジャング सफ़दरजंग 病院で行われる予定だった医師採用面接を急遽一方的に延期するなどして、あくまで妥協しない姿勢を見せている。

しかも挙句の果てには、アルジュン・スィンの提案が正式に法案として国会で審議される事が昨日の時点で決定され、早ければ来年6月の入学者選抜から実施される見通しも出てきた。


・・・果たして今後どう展開していくのか???という感じの情勢なので、半年前に衛星テレビを家に導入して以来、今が最もテレビのニュースから眼を離せない気分です。毎晩独りテレビを前に個人的に興味津々盛り上がっとります。


※この出来事について書きたい事はもう少しあるのだけど、長くなりそうなのでとりあえず次回へ(ホントに?)・・・。
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by ek-japani | 2006-05-25 14:41 | ニュースより
続 “ベンガルール”
今しがたこんな記事を見ました・・・。
いつまでウェブ上で読めるか分からんですが、とりあえず以下その記事へのリンク。

『NIKKEI NET』
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060522AT2M1900122052006.html

・・・う~ん、何かあと一歩?ってな感じだ。
昨年発表された時の日本語メディアの報道では「ベンガルル」という表記が多かったような印象を受けたけど、ちょっと時間を置いたら今度はこうなるとは。

いずれにせよ、個人的に希望している「ベンガルール」という日本語での表記が採用される日は未だ遠いようだ・・・。
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by ek-japani | 2006-05-22 23:03 | ニュースより
「カトマンズ」って・・・
c0072728_18422327.jpg最近ネパール情勢関連のニュースが多くて気付いたのだが、BBC Urdu を見るとネパールの首都名の表記って「کھٹمنڈو カトマンドゥー」(デーヴァナーガリー表記に直すとしたら「खटमंडू 」)となってる場合もけっこーあるんですな。

しかも同じ日に更新されたニュース記事でそれぞれ表記が違うってのは???
例えば昨日22日付けの記事の見出しでも、
 “کھٹمنڈو میں شاہی محل کا گھیراؤ”
 “کٹھمنڈو میں دن بھر کا کرفیو نافذ”

てな具合で綴りが微妙に異なってるし・・・。


ヒンディー語では「काठमांडू カートマーンドゥー」(ネパール語では「काठमाण्डौ カートマーンダゥ」や「काठमाडौं カートマーダゥン」)なので、このウルドゥー語の表記(どこまで一般的なのか如何せん不明だが、グーグル検索する限りBBC Urdu以外にも一応ヒットする。)は何か一瞬書き間違いなのかとも思ってしまった。

有気音である事を示す「ھ 二つ眼へー」が二番目の反り舌音「ٹ テー」の後ろから語頭の「ک カーフ」の後ろに移動してるし、語中の長母音「アー」が二箇所とも短母音になってるし・・・・。なんでこうなったのか、いまいち謎な感じ。

蛇足ながら、ウィキペディア英語版の記事を鵜呑みにすると、もともとサンスクリット起源で「काष्ठ カーシュト」(木、木材)と「मंडप マンダプ」(天幕、軒下、寺院の社殿)から成る名称だったらしい。
そうだとすると、やはりウルドゥー語の表記のほうが途中で何かのキッカケに変化してしまったような感じがする。


・・・・・って、今回ただそれだけの話ですみませぬ。
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by ek-japani | 2006-04-23 18:42 | ニュースより
ヒンドゥーなのにイスラーム過激派???
c0072728_3301729.jpgだ~いぶ以前の記事になるが、2006年1月25日の『India Today』になかなか興味深い話があったので紹介しておこうかと・・・。


“अब हिंदू भी बने जेहादी”

[今やヒンドゥーもイスラーム過激派に]


ここ数年カシュミールの一部地域で、ヒンドゥー教徒でも「ジハーディー」に加わる若者が続出しているらしい。
(上は『India Today』HP上で公開されている原文記事へのリンク、目を通して置きたい人はどうぞ。しかし、表示されるのに時間かかる場合あり&特殊フォント使用なので全てのPC環境でもOKかは謎・・・。)


「ジハーディー」とは、日本のメディアでも最近有名な「ジハード」を「非イスラーム教徒に対する闘争」と解釈し、それを自らの活動理念に掲げている武装組織のことである。近年ヒンディー語の活字メディアで見出しなどによく使用されるようだが、ニュアンスとしては「テロリスト आतंकवादी」や「イスラーム過激派 इस्लामी चरमपंथी」とかとほぼ同じ意味で使われている感じがする。(なので、上では「イスラーム過激派」と訳した。名称としては議論の余地があるところだろうけど、とりあえず。)
ちなみに、デーヴァナーガリーの綴り的には「“ジェー”ハーディー जेहादी 」だが、元のアラビア語が「ジハード جهاد」なんだから“ジ”じゃダメなのかな??という方針で、こうゆう表記を採用。


このような現象が起きているのは、カシュミール渓谷を平野部のジャンムーと隔てるピール・パンジャール पीर पंजाल 山脈南側の3地区(ドーダー डोडा、ウダムプル उधमपुर、ラージャオリー राजौरी)に特有の現象らしい。これらの地区にはヒンドゥーとムスリムが同程度の人口比率で居住しているらしい。

この記事では、実際に組織に加わっていた(もしくは、現在も組織にいる)ヒンドゥーの青年のうち、本人もしくは家族などの証言から何人かのケースの個別事情を説明し、そこからこの現象全体の背景を分析している。

それぞれ紹介されている事例には共通する点もいくつかあり、そこから導き出せるこの現象の背景にある最も直接的な原因としてはカシュミールの治安悪化による地域経済停滞が大きいようだ。その中で貧困&失業状態を余儀なくされている若者がテロ組織の格好のリクルート対象になる状況は想像に難くないが、ヒンドゥーの若者にとっても生活の糧を得るための「就職先」としてイスラーム過激派組織に参加するケースがあるという話にはかな~り驚く・・・。(まぁ他にも「誘拐されて」とか個別のケースでまた違う理由もあるようだが。)

この記事は限られた一部の地域の事例かもしれないが、カシュミールにおける複雑な状況の一面であることには違いない。
単純化された「異なる宗教間の対立」という図式と、それを利用する政治的な思惑に対して疑問を抱く人は少なく無いかもしれない。しかし、仮にそのような考えを持っていたとしても、カシュミールの「イスラーム過激派」に所属しているのは(ムスリム全体のうち「ごく僅かな一部」のながらも)当然の事として「ムスリム」である、と気付かぬうちに両者の境界を不可分のものとして想定してしまうのではないだろうか。自分もその例外では無く、最初見出しが目に入った時は軽く常識が覆された印象を受けた。


*****

『India Today』ネタでもう一つ、毎年インドで最も影響力のある50人を雑誌編集部が選び、誌面で特集・発表しているのだが、先週届いた号にはまさに今年の特選50人の特集記事が載ってた。

多くは有名な財閥トップ・企業経営者などが名を連ね、その次に政治家や文化人が登場する。
そのなかに映画界の大物トップ俳優も毎年何人かランク・インしているのだが、今年は上位から順に以下の4人が選ばれていた。
 ・アミターブ・バッチャン अमिताभ बच्चन 64歳 (4位)
 ・シャールク・カーン शारुख खान 40歳 (22位)
 ・ラジニーカーント रजनीकांत 57歳 (29位)
 ・アーミル・カーンआमिर खान 40歳 (36位)

c0072728_3303685.jpg
特に自分としては久しぶりに見たラジニーカーント ரஜினிகாந்த் の写真が、少し疲れ気味&老けた感じでビックリ。こころなしか髪の毛が少し薄くなってるのも目に付いたけど、もう年が年だし、これはこれでジャック・ニコルソンみたいにシブイ感じで良いかも。

記事の一部に書いてあるのだが、
“पसंदीदा वाहन: सफेद फिएट कार, जो उन्होंने '70 के दशक में पहली कमाई से खरीदी थी.”
[好きな乗り物:白のフィヤット車、70年代に(映画俳優として)最初の稼ぎで買ったやつ]
という部分に人間性を垣間見た気がする。
なんかいいな、ラジニ。
別にファンだったわけでもないんだが、なんかそう思った。


*****

c0072728_1474738.jpg3月28日追記:昨日届いた号にラジニーカーントの娘さんの写真が載ってたので、ついでに紹介。

右の写真の次女サウンダルヤ सौंदर्य さん(22歳)はシドニーの大学でアート&グラフィックスの学位を得て帰国、女優の道には進まずに現在はアニメーション制作の仕事に携わっているらしい。
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by ek-japani | 2006-03-25 04:09 | ニュースより
タ「ー」ル砂漠?
いったいどっちなの?

c0072728_2156109.jpg
    ※写真(上): BBC Hindi より

今までずっと「タール砂漠」だと思ってたけど、インド=パーキスターン国境を横断する鉄道路線がもう1つ、ムナーバーオ मुनाबाव = コークラーパール खोखरापार の間でも再開したというニュースがキッカケで、間の「ー」にかんして混乱してきた・・・。
BBC Urdu の記事でその路線を走る急行列車「~エクスプレス」の名前を確認すると、実は「タル تھر」なの?
かと思えばBBC Hindi では、同じ急行列車の名前がやっぱり「タール थार」になってるし??

デーヴァナーガリー表記で「थर (タル)」「थार (タール)」をグーグル検索すると、いちおうそれなりに両方ともヒットする。


はたしてどっちが正しいのか?
むしろ、どっちもありなのか?

真相はいかに・・・???
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by ek-japani | 2006-02-21 22:01 | ニュースより
インドでも抗議デモ
時事ネタとしては少し遅くなってしまったけど、一昨日の金曜日にデリーدہلی とボーパール بھوپل である程度大きな規模の抗議デモが起きてたらしい。

中東方面の各国で起きている一連の抗議行動・デモ行進ほどには目立ったものでもなかったのか、BBC South Asiaの記事ではパーキスターン پاکستان とバングラデシュ বাংলাদেশ の反応と合わせて少ししか触れられていなかった。
それに対し、BBC Hindi の記事では英語版よりもう少し詳しく書かれていた。以下情報元はその記事より。

====
※この記事では主にボーパールの抗議デモの様子を伝えている。

ボーパールではイクバール広場 इक़बाल मैदान عقبال میدان というとこで、金曜の集団礼拝の直後に行われた。
(デリーはジャーマー・マスジド जामा मस्जिद جامع مسجد の入り口横にて。詳しくはBBC Hindi 掲載の写真ページで。)

1万人程が参加し、ただスローガンを叫ぶだけでなく、抗議メッセージを記した横断幕などが用意されてた。(つまり、事前に計画されていたものらしい。あと、記事本文に記述は無いが、写真からおそらくデリーのも同じ状況だったと推測できる。)


ボーパールの宗教指導者たちは、「イスラームは平和的な行いをする宗教である、なので決してデモの最中に平静さを失わぬように。」と呼びかけていた。

デモの参加者たちの主張としては、「表現の自由とは、誰かを誹謗中傷するようなことでは決して無い。」というものだった。

またデモに参加したある人物は、「報道メディアは何かしらの理由をつけて風刺画を印刷なり放送なりしている。われわれはそれに断固反対する。」と、騒動の拡大につながった風刺画の転載による「冒涜の再生産」についても強く非難の声を上げている。

=====

・・・というわけなのだが、特に最後に挙げた風刺画の転載の問題がふと気になった。こういう個人のブログも含むネット上のサイトでの掲載はどういう扱いになるんだろうか???

とくに自分も気になって早々とネット上で見てしまったクチなので、単純な野次馬根性からであれ真摯な問題意識からであれ、実際に見たくなる気持ちは抑えようが無いと思う。また、そのような人々の関心や需要がある以上、ネット上のどこかで誰かしらが風刺画の転載&公開してしまうだろうし、完全に「隠蔽」はできないだろうとは思うけど・・・。


だとしたら、出版&放送メディアみたいに抗議や規制もしきれないという消極的な理由でほっとくか。それとも、興味があって見たい人だけクリック閲覧するネットは、社会に広範に普及し、半ば強制的に見せられる可能性の高いマスメディアと比較して問題が少ないとみなすべきか。

ネット上での公開に関しては、ウィキペディアで公開されているように、内容は理解できるが派手に再利用されない程度ギリギリにまで縮小しておくのが、この風刺画の「議論の証拠品」としての側面とのせいぜいの妥協点なのかも。
ただ、それでもマスメディアでの掲載とどこで線引きできるのか疑問は残る。結局は、目に見える形で表れる&残る云々の点でなく、規模と影響力の問題で暫定的に判断するしかないのだろうか。


c0072728_1645023.jpg
ちなみに、BBC Hindi のウェブ投票(一人一回まで)で、「ムスリムたちと西欧諸国の間での深刻な亀裂について、より多く責任があるのはどちら側か」という設問に基づいて意見調査が行われてた。(現在は終了して、既に別の設問になっている。)
昨日土曜の朝9時の時点での結果は以下の通り。


 西欧諸国の外交政策:45.7%(400票)

 ムスリムたちの行動:54.3%(476票)

BBC Hindi 内の討論ページでの読者投稿を見ると、全体的に「行き過ぎた表現の自由」「宗教を冗談話にすべきではない」という感じの、風刺画掲載に抗議するムスリムに同情する非ムスリムからの意見も多かったので、自分としては少し意外な結果に思った。(自分が投票するまで、その時点での結果を見ることはできない。)
やはり、一部の「抗議行動」(もちろん、中には騒動を利用しようと画策する政治勢力もいるんだろうけど)が発展して起きた大使館への攻撃事件なんかが影響して、こういう結果になったのだろう。


c0072728_167056.jpgもう一度ちなみに、ジャーマー・マスジドでの抗議デモの写真のうちの一つ(右→)。

あの辺りに宿泊してる時はよくフラフラ歩いてる場所なので、何か懐かしい。
しかし、ただでさえ常時人がわさわさ行き来してるのに、それ以上に群集がごった返してる様子を見てると・・・、「こんな時にあそこいなくてよかった~」と後ろ向きな感想も。
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by ek-japani | 2006-02-12 16:27 | ニュースより
巻き&覆いかたいろいろ
c0072728_153463.jpgしばらく前からBBC News のとこで特集『Muslims in Europe』というページがあったのを今しがた発見。

その中で Headscarves guide という記事がなかなか興味深かったのでちょっと紹介してみようかと。

いろいろ種類があるのは何となく知ってたけど、具体的にどういうのが何て名前なのかまでは一致してなかったので、思わずなるほど~という感じでした。
まぁ、かといって自分が巻くわけじゃあないんだが・・・。


ちなみに左は民博で展示されてるやつ。

一番下に3色並んでるブルカー बुर्क़ा برقع なら以前学校の先生の秘蔵コレクションを授業中に被らしてもらった事があったけど、少しコスプレ気分でドキドキしました。
そういえば映画『カンダハール سفر قندهار 』でも、男が被って女性の振りしたまま検問抜けようとしてたけど、外から中身がバレないという点ではラクですな、急に集金や宅配便が来たときなんかに。

※と思ってたら、「なおこれは西欧語やダリー語、パシュトー語ではチャードリーと言い、ブルカは本来、チャードリーのうち顔を隠す面紗が全身を覆う布とは別の布で出来ているものを指す」[Wikipedia 日本語版 『ブルカ』 の項より] 、らしいです。
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by ek-japani | 2006-01-14 15:44 | ニュースより